突然の電話

今年の私の課題のひとつは「コミュニケーション」だ。
役員との円滑なコミュニケーションが最大の課題。これはもう、話すしかない。
次に社内スタッフとのコミュニケーションの課題として、毎月1本の社内報の原稿を書くこと。
そして、株主とのコミュニケーションのために、毎月、近況報告のメールを送っている。
私たちの会社には海外の株主も数名いる。
外人の株主向けにも近況報告メールを送るために、英語ができる経理担当のアッキーこと秋元くんにいつもメールの翻訳を頼んでいる。私の日本語は、ご存知のとおり、一文がとても長い(苦笑)。そのニュアンスをうまく伝えるために、彼は相当苦労していたようだ。さすがに1年コラボレーションが続くと、日本語で伝いたい雰囲気をしっかりつかんでくれて、さらにスピードもぐっと早くなったので、本当に助かっている。
金曜日、夜10時過ぎに英国の株主から突然電話がかかってきた。
英国人の彼はかなりの年齢の紳士だ。そのほか、私が会社を作ったときから応援してくれ、株主になってくれている人たちは、ほとんどが父と同世代。
みんな、私を子どものころから知っていて、会社を作るといったときも「なにも女の子が仕事をしなくても・・・」とほとんどの人が反対した(苦笑)。
しかし、実際に仕事を始めると、調子よく事業を拡大しているときは、調子に乗るなと注意してくれ、ITバブル崩壊後は、本当にいい経験をしている、と励ましてくれる。
彼らにももちろん毎月1回の電子メールでの株主通信を送っている。
最初にメールアドレスを聞いたとき、ほとんどの人がメールアドレスを持っていたのに驚いた。でも、ちゃんとメールを読んでくれているのかどうかは、半信半疑だった。実際、メールに返事をくれる人はほとんどいない。
でも、彼らはメールを読んで、気になったときには電話をかけてきてくれる。
外人から田舎のおじさんまで、突然かかってくる電話にスタッフはびっくりしているかもしれない(笑)。
今年はメールのおかげか、そんなおじさんたちが会社に寄ってくれる頻度が増えたり、上京した際に食事に誘ってくれたりすることが多かった。
こうやって社外に私や会社のことを応援してくれている人がいる、というのはなんてありがたいんだろう。
誰かに期待される、ということ。そこから生まれるエネルギーはとても大きい。
英国人の彼は、必ず「仕事は楽しいか?」と聞く。
「もちろん!」と、即答できる自分でありたい。

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