ちょっと気になるIRサイト

企業のウェブサイトの構成についていろいろ考える。本業だから当たり前だけど(苦笑)。
特に今年後半のオーダーで多かったのがIR情報を中心としたウェブサイトの再構築だ。
IRのコーナーの構成で、その企業の企業姿勢が見えてくる。
例えば、ファーストリテイリングのIR情報
同社のサイトでは、毎月更新される月次情報や、丁寧にビジュアル化された財務指標。さらに財務データをエクセルで提供している点など、情報開示に積極的な印象を受ける。それはひとつに、経営陣の自信の表れともいえる。
一方で、ここには、会長と社長のふたりのメッセージがある。そこから、柳井会長の影響力の大きさをうかがうことができる。
アパレルのユナイテッドアローズのIR情報
このサイトは、メニューが充実。各ブランドのコンセプトやターゲット、事業戦略などのわかりやすい説明があって株主に対して事業そのものへの理解を求めている姿勢をアピールしている。また、データブックは、PDFだけでなくエクセルデータでも提供。IRメールの配信も実施しているが、サイトの表示が遅いのが難点かな。
企業ウェブサイトの評価サービスはいろいろあるが、IRサイトの評価も要チェックだ。
日本IR協議会による第10回「IR活動の実態調査」では、回答企業の99.2%が自社ホームページを所有し、そのうちに83.3%がIRサイトを開設しているという結果がでている。
IRサイトの評価として代表的なのは、証券会社系のコンサルティング会社によるものだが、信頼性や公平性に疑問を感じてしまうのは私だけだろうか? 
それ以外に注目したいのが、ホームページの格付けサービスとして1997年に米国でスタートし、日本にも2000年に進出した「Gomez(ゴメス)」だ。
銀行、証券、卸売業などのIRサイトの評価をはじめ、百貨店や自動車メーカー、オンライン書店などの各社サイトを格付けしている。
個人株主を増やします!なんて宣言している会社も増えているが、じゃあどうやって情報提供するの?と考えるとホームページって基本中の基本のメディアだと思う。
せめて有言実行して、ホームページのIR情報くらいは、誰がアクセスしてもわかる表現で事業を説明してほしいものだ。
企業の活動だけでなく、誠実さも映してしまう・・・そんなメディアにインターネットは育ってきている。
なんだか「週刊広報」みたいな内容になってしまった(苦笑)

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