青島雑感

煙台に向けて出発する武沢さん一行をホテルで見送って、神原汽船の平林さん、高さんの案内で午前中は青島観光。
昨年9月から2回目の訪問だが、前回訪問時はほとんど時間がなかったため、初めての観光だ。昨日、青島に到着したときには雪が少し降り、その寒さにびっくりしたが、今日はお天気もよく、風もない。
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さっそく、蒋介石の別荘「花石楼」へ。
海沿いの4階建ての瀟洒な洋館。思ったほどの広さはないが、青島を一望できるロケーションだ。
その後、高台にある「小魚公園」へ。ここは観光バスが列を作っており、すごい人。
街の中には旧ドイツ軍が建築し、現在は人民解放軍が利用している施設などもあり、中国というよりヨーロッパといった感じ。青島のこの地区では街の美観のために、新築の家も屋根の色は赤色と決められているそう。なるほど海への眺望だけでなく、街に向かってもなんともいえない雰囲気がある。
以前は「魯」と呼ばれていた青島。この名前の由来となった「小青島」と呼ばれる小さな島を見学して、ドイツ軍の軍艦の艤装岸壁だったという海岸を散策。
日曜日ということもあり、大勢の観光客(ほんとうに多い!)でにぎわっている。
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青島には海岸沿いにきれいな砂浜の海水浴場が3ヶ所あるそうだ。
海水浴が盛ん・・・というか、真冬でも泳ぐ人が多いらしい!
マイナス20度だと海の中の方が暖かい・・・とはいっても、冬に泳ぐなんて信じられない。ところが、実際に今日も海に入っている人を目撃したから、信じざるを得ない。見ているほうが寒い・・・。
瀬戸内海出身の私は、この青島ように海に近いところ、もっといえば海の匂いのする場所は本当に落ち着く。リラックスした気分で観光を楽しめた。
上海同様、青島でもマンションの建築ラッシュだ。
神原汽船の高さん(女性)も、先月マンションを買ったそうだ。20数階建ての高層マンションの16階。ご主人は32歳。上海だけでなく豊かな沿岸部では、こういう若いカップルがローンでマンションを持つようになっているのだ。
ちなみにマンションはご主人が購入。高さんの場合、収入は全部自分のお小遣いらしい。
上海も青島も仕事をしている女性がおしゃれな理由がわかって納得!(笑)。
青島では今年5月に新空港が完成予定。北京オリンピックのボート競技会場に指定されているため、道路の整備、港の拡張も進んでいるそうだ。
豊かになれるものから豊かになればいい・・・。
誰もが豊かさを追い求めている。そのパワーが上海を中心に、沿海部に広がっているのは、杭州、そして青島と、私が訪問していた数箇所の街を見ただけでも十分実感できる。
この国の、この人たちのエネルギーは、海を越えた日本はもちろん、日本を飛び越えて、すでに欧米に向かっている。
2004年のいま、この国のこのスピード、このエネルギーを体感できるか。
私たちは、その気になれば、この渦の中に入れる場所にいるのだ。
言葉で伝えきれないこの感覚を、杭州に足を運んでくれているスタッフは、きっとすでに感じているんだと思う。そして、それが中国プロジェクトに関わってくれているスタッフの原動力となっている。
この刺激は、10年前にインターネットと出会ったときの感覚に近いのではないか。
青島〜成田への直行便の中で、そんなことを考えていた。

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