起業は楽しい!

「起業は楽しい!」・・・なんて刺激的なタイトルだろう。
しかも本の帯はGMOの熊谷さんとライブドアの堀江さん。
きっと多くの若者と一緒に、私たちと同世代で企業で活躍している人たちも手にしているのでは?
私自身が起業したのは1993年。
当時はマザーズもナスダック(現ヘラクレス)もなくて、エンジェルや市場からの資金調達なんて思いつきもしなかった。
小さな額でもいい。まず銀行から借入をすること。そして、こつこつと返済をして金融機関との信頼関係を築くことが重要だとアドバイスしてもらったことを思い出す。
個人保証にサインをして銀行から初めて借入をしたときには感動さえしたものだった。
それが、本著では、極力個人保証というリスクを取るなとしてある!
金融機関などへの社長の個人保証を外すにはどうすればいいの?という素朴な疑問を持ったのは、実は「社長失格」を読んだときだった。
個人保証をしなければ借入ができなくて、個人保証をした場合、イコール事業の失敗による人生そのもののダメージも大きくなる。
「社長失格」から「起業は楽しい!」の時代背景の変化は、あまりにも大きい!
著者の西川さんとは、実はカプス時代にAOLのお仕事をさせていただいたときからのご縁。今もYEOでご一緒させていただいている。
彼が起業をするという話を聞いたときは、AOLのような大企業を辞めて起業するリスクをとることが、正直信じられなかった。
当時の(今も?)私にとっては、「起業は楽しい」よりも、「苦しい」というほうが実感だったからだろう。
それにしても、富士山マガジンサービスの西野さん、mixiを提供しているイーマーキュリーの笠原さんなどなど、今のIT業界を牽引している多くの人がネットエイジに何らかの形で関わっているという事実。本のなかでは「トキワ荘」と書いてあるが、それほど多くの人材を輩出していたのがネットエイジであり、その中心人物の西川さんだ。
昨年のCNETが主催したNEW INDUSTRY LEADERS SUMMIT 2004 で、熊谷さん、藤田さん、堀江さんを相手にしたトークセッション(バトル?)を仕切れるのはこの人しかいなかったわけです(笑)
極論を言えば、起業は誰にでもできる。しかし、事業を続けていくのは、そのなかのほんの一握りの人だけ・・・というのが私の本音。
本著にもあったとおり、起業に適した環境やタイミングを見極めて、自分の中の大事なものを整理して、それでも!という断固とした決意をもって人だけが挑戦できるものだと思う。
ニューズ・ツー・ユー誕生の夜にふさわしい本でした。

起業は楽しい!」への5件のフィードバック

  1. やる気が出る1冊

    ネットエイジ社長の西川潔氏の著書。起業とはどういったことなのか、ということを平易な文章で、分かりやすく述べている。当初、あまりにくだけた文章だったので、読む気をなくしてしまいそうだったが、起業することのメリット・デメリットを具体的に書いており、非常にや…

  2. 「ピラミッド構造の崩壊」と「起業家の登場」

     
      起業は楽しい!21世紀ニッポンの起業家人生入門
    ライブドアの堀江さんが自身のブログのなかで、〓ネットエイジグループ 西川潔社長の新著『起業は楽しい!21世紀ニッポンの起業家人生入門』(日経BP社)を紹介していました。西川さんといえば、1998年の渋…

  3. ん〜企業は継続なりですよね
    少しの勇気が有れば1円から今は起業出来ますからね
    当社もこのままでは継続する前に無くなるかも・・・実際 (苦笑
    でも悩んでも良いアイデアなんて浮かばないので気楽に行きます (大笑
    悩んで解決する事なんて殆どと言って良い程無いです
    良いもので有れば時期が来れば認められます
    何時その時期が来るのかな〜?

  4. 実のこもったお言葉、心に響きます。
    ありがたく頂戴して、明日という現実を夢見ます。

  5. 産婆役として、とりあげていただき、うれしいです! ありがとうございます!

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