国をつくるという仕事

国をつくるという仕事
著者である西水美恵子さんについては、この「国をつくるという仕事」を読むまで、そのお名前も、ご活躍も存じ上げませんでした。自分自身の勉強不足が恥ずかしいです。


Google Newsが登場したときに、世界各国のトップニュースをリアルタイムにいることができる環境にわくわくしたのですが、実際には、新聞を読むのがやっとの毎日・・・。新聞の紙面でも国際面を、別世界のことのように感じていました。
そんな私自身の日常に喝をいれてくれたのが、この「国をつくるという仕事」です。
同じ人間でありながら、同じ21世紀の今を生きながら、さまざまな課題を抱えている地域。そしてそこで正義を貫こうと戦っている人たち。あるいは絶望にうちひしがれている人たち。
世界の平和と貧困の撲滅のため、真正面から取り組んだ1人の女性の考え方と行動を通じて、たくさんの勇気と気付きを与えてくれます。
頭で分かるだけではだめ。心につながらなければならない、ということ。どんな美辞麗句を並べても、それを発している人が心から理解し、行動しないと、人は動いてくれないという当たり前の事実。民衆はあらゆる角度から指導者を見ているのです。
そして、指導者としてブータンの国王、ジグミ・シンゲ・ワンチュクの指導力、特にその引き際の鮮やかさが印象に残りました。未来への約束・・・それがやはり指導者の一番の責任だと思います。
国の方向を定める方々には、読んでいただきたい一冊です。
・戦いを略す – 書評 – 国をつくるという仕事(from 404 Blog Not Found 2009.04.06)

国をつくるという仕事
国をつくるという仕事

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西水 美恵子
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