20年を振り返りかえって

10月5日にWebSig1日学校で、「ネットPRの常識・非常識〜2001年から現在までのネットPRを取り巻く“あたりまえ”の変化」というテーマでお話をさせていただきました。
・WebSig1日学校


使用したプレゼン資料は、公式サイトで公開される予定なので割愛しますが、具体的には以下の3つのトピックスでお話をしました。
1:Road to NetPR〜ネットPRサービス誕生の背景
2:想いを伝えるマーケティング
3:ネットPRの現在・未来〜日本の常識は世界の非常識
とっても大きなテーマで、構成に随分悩みました。
開催と同じ週に、起業20周年を迎えるということで、自分の20年を振り返るきっかけになりました。
90年代、新しいものが好きで、とにかく次から次に新しいものに飛びついていった私が学んだことの一つが、技術を見誤るな、ということです。
例えば、AOL。
登場当時のAOLは、レインマンという専用言語の習得が必要でした。
例えば、webTV。
マイクロソフトが力をいれた、テレビでインターネットを楽しむセットトップボックス。これも、テレビできれいに見るためにはSMILという言語が必要でした。
AOLは、最終的にオープンなインターネットの世界でhtmlベースになりました。webTVはご存知のとおり、サービスを終了しています。
この二つの仕事を通じて学んだ事は、自分の中の面白い、とか、仕事だから、ということで、そこでしか役に立たない技術をスタッフに勉強させてしまったことです。その知識は、ほかでは通用しません。
技術的なハードルやインフラへの投資が必要なため、短期的には会社の売上に貢献しましたが、長期的に考えると貴重な時間を、特定の限られたサービスでしか使えない技術やノウハウ吸収にスタッフの貴重な時間を費やしてしまった事を深く反省しました。
その結果、私はi-mode対応のサイトは、自社で制作はしないということを決めました。ご依頼があったときは、すべて外部のパートナーに頼んだのです。
いま、日本のガラケーの状況を考えると、思ったよりも息が長かったなと思う反面、その市場に振り回されなくてよかったと改めて思います。
インターネットはオープンです。
情報もいろんな形で持ち運びができます。
また自由に加工できます。
だからこそ、その本質を考えて、テクノロジーの本来の流れや変化を予測して、事業の方針を決めていくことが経営者の仕事だと思うのです。
テクノロジーの変化の予測というと、難しそうに聞こえますが、
あったらいいな、
は必ず、誰かが実現してくれる、
だから、あったらいいな、が、あったときに、
自分にどんなことができるかを考えて行動してきました。
News2uリリースというサービスも、
インターネット人口が1000万人に達しないときに
ネットユーザーが増えて、
インターネットというインフラが“あたりまえ”になったら、
どんなふうに情報が流通するだろうか?
だれでも直接、情報発信をしていくプラットフォームが整ったら
企業や個人もきっと直接、情報発信をしていくはず
そのときに、メディアからの情報はどう扱われるのか・・・。
そんな考えから、生まれたサービスです。
インターネットのあたりまえ。
今日のあたりまえが、明日のあたりまえかどうかは、わかりません。
Facebookは10年後もありますか?
答えはわからないのです。
でも、私なりに考えたら、Facebookを利用しない10年後は、十分に考えられます。
News2u.netは10年後にありますか?
経営者で、この会社のオーナーが私である限り、絶対にあるとお約束できます。
サービスも、会社も、誰がオーナーか
その人が事業をしている理由はなにか
ということが問われているのではないかと思っています。
WebSig関係者のみなさま、いい振り返りの機会をいただき、ありがとうございました!

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