和敬清寂〜堀内宗心宗匠の思い出

祖父母が大変お世話になり、また茶道の指導者として傾倒していた堀内宗心宗匠が去る5月27日にご逝去されました。謹んでお悔やみ申し上げます。
今日は、最後のお別れに、母と一緒に京都の葬儀に参列させていただきました。


祖父母のお茶の先生として、子供の頃から、よくご一緒させていただいた堀内宗心宗匠。3年前、祖母の逝去に際しては、追悼のメッセージを頂戴しました。その中に、祖父母との関係を「和敬清寂」という言葉で宗匠は表現されていました。このような関係を長年に渡って継続できたことは、本当にありがたいことだと改めて思っています。
私個人の思い出としては、建仁寺の竹田益州老大使の葬儀あるいは法要に祖母と一緒に参列したときのことがあげられます。
大勢の参拝者が次から次に移動している最中、廊下にあった塵を、さらりと拾われた宗匠。偉い先生が、小さな塵を見逃さずに、それをご自身で人に気付かれないように拾った、その振る舞いに感銘しました。
残念ながら、直接、お茶のご指導を頂いたことはありませんが、祖母を通じて、あるいは母や叔母たちから引き継いだものは、間違いなく堀内宗心宗匠のご指導によるものです。
この数年の間に、祖母をはじめ、祖父母ゆかりの方々とのお別れが続いていますが、思った以上に喪失感が大きいです。
宗匠と祖父母が、茶道を通じて築いてきたご縁を次代につなげることを自分の使命と思い、これからも精進していきたいと思います。合掌。

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