女性活用の視点〜「3つの”ない”」と「やるべきことをやる」

日経産業トップフォーラムでコマツのお話を聞いてきました。
“ダントツ経営”でおなじみの坂根相談役と同社初の女性執行役員である浦野氏、お二人のお話。非常に贅沢な時間でした。


坂根氏のお話は本その他に譲るとして、特に浦野氏のお話は響きました。
女性の活躍の場所が少ない製造業で、女性社員そして女性役員の比率をあげていくことがどれだけハードルが高いか。
そのような環境の中で活躍してきた彼女が「3つの”ない”」が大事という話をしてくれました。
「辞めない」
「断らない」
「気にしない」
「辞めない」というのは会社を辞めない、ということ。
次が、大きなプロジェクトや昇格の話を「断らない」ということ。
100%失敗する人には会社は、そういったことを依頼しない。まずは引き受けてみることが大事。上司や会社が見ているのは、その人の前向きさ、積極性。これは男女問わず、とても大切なことです。
また、女性であるということで、視野が狭い、下駄を履いている、などいろんなことを言われますが、「気にしない」で、自分の仕事に集中しなさい、と。
ごもっともです。
この浦野さんのお話に付け加えて、私から付け加えたいのは「やるべきことをやってから、自分のやりたいことをやる」ということです。
これ、当たり前のことですよね。
ところが、こと製造業では、女性が少ないので、男性上司や同僚は、ついつい女性を甘やかしがち。女性も気付かないうちにわがままになっています。
そういう現場に、私もよく出くわしてびっくりします。
同じことを男性が言ったら、「何を言ってるんだ」で終わることなのに、女性だと上司も同僚も話を聞いてしまう。そんな状況に何度か直面して、びっくりしました。
実績を出していない人が、自分のやりたい仕事を選ぶ。それを許容する人は、上司失格です。このような人事をしていては、職場のモチベーションは、大きく下がります。男性上司も心して取り組んでほしいものです。
自分のやりたことをやるための環境を手に入れるには、目の前にある仕事をちゃんとやって実績を出してから。少なくとも、仕事を与えてもらっているわけで、「それはいや、これならいい」なんてわがままを言っている女性にはほんとうにがっかりします。
私なんて何の実績もなくて血縁だけでいまのポジションですからね。これやりたい、これはいや、なんていっていたら、話にならないですよ(笑)
来るもの拒まずで、全部やってみる。期待してもらえているときに、しっかりと結果を出す。そうやって、自分のやりたいことをやらせてもらえる環境を手にいれる。それしか方法はないですよね。
女性が少ない職場だからこそ、他の職場では経験できない経験を積み重ねて、成熟したビジネスパーソンに育つチャンスがあるというものです。
いまの環境を受け入れ、最大限に活用する。そういう姿勢で仕事に取り組みたいものです。
追記
私も参加したこのセミナー、グループ内で共有したところ、ちゃんと女性の部下を派遣してくれた上司がいて、さすがだな〜と思いました。

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