長期的な視点の時間軸を変えて。

一年の半分が終わろうとしています。
下期には来期以降に向けた事業計画策定に向けて、従来とは違う”時間軸”でチャレンジしたいと考えています。
きっかけは今月参加した3つのイベント。


今月頭にニューヨークで開催された起業家向けのイベントで、スピーカーのKirk Citronの「THE REAL NEWS」というプレゼン。
100年後に意味のあるニュースは、なにか。いま、報道されているニュースは、”いま”関心の高いトピックス=直面している不安を中心に報道されているものが多いが、歴史に残るファクトは、全く違うものであるということ。未来から現在を見る視点の重要性についてのお話でした。
先日参加したセミナーで、コマツの坂根相談役は、1〜3年の短期を10〜30年で、5〜10の中長期を50年から100年で、一桁変えて考えるというお話をされていました。さまざまな研究機関から、”見える未来”のデータがたくさん提供されています。一桁変えた時間軸からそれらを見ることによって、次代の暮らし、経済を予測して考えるということです。
そして、先週のWorld Economic Forum Japan Meeting 2015での「Long-Term Investing, Infrastructure and Economic Development(社会の転換〜長期投資、インフラと経済発展)」というセッションでは、政府や国際機関が取り組んでいる投資の視点、日本が果たす役割などについてディスカッションされました。
このパネルでは、日本の民間企業の長期的な投資の事例として常石のフィリピンでの20年の取り組みと、その結果としてフィリピンが世界第4位の造船大国になっていることをお話させていただきました。
わずか20年前のこと。そして、私自身も間接的に関与してきた事業です。
高齢化している社会において、いま意思決定したことの結果を、私たちの世代は間違いなく確認することができると、改めて感じました。
コマツの坂根相談役は、20年後は子どもたちの時代。30年後は孫たちの時代。そして、100年という時間を「孫の孫の時代」とおっしゃって、100年という時間軸を”自分事”として考えるように提案されていました。
常石グループでは、すでに親子三代で勤めてくださっている方々もいらっしゃいます。そして、この地が大好きで、Uターンで戻ってきた同世代のスタッフも大勢います。
100年という時間軸は長過ぎて、スタッフやステークホルダーが自分事にするのは難しいと感じていた私にとって、地域に根ざした企業が持っている”体験”としての100年と、未来の100年への責任について、しっかり考えていきたいと思います。

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