「学力」の経済学

「学力」の経済学
私の周囲でとても話題になっている『「学力」の経済学』。
とかく自分の経験をベースに主観で語られがちな「教育」について、経済と同じようにさまざまなデータを用いて語られています。


学力別のクラス分けの有効性や、転校を含めて環境を変えることの意味、そして「やり抜く力」をつける意味でも子供の頃のしつけが大切だということなど、データを活用することで、自分の中で腑に落ちることも多かったです。
米国の大学入試が、一度だけの試験偏重ではなくて、普段の通知表を重視する理由も納得。
意味があるデータはもちろん、意味の無いデータについても触れてあります。文科省の全国学力テストによる地域の順位の見方なども、参考になるのではないでしょうか。
100人いれば100様の教育論があると思います。もちろん、どれが正解かはわかりません。また、データを取った場所、時期によっても、そのデータに汎用性があるとも限りません。
でも少なくとも、議論の前提としてデータがあることに意味があると思います。
子育て中のお母さんはもちろん、普段、親や周囲のアドバイスに疑問を感じているであろう子どもたちにも”自分事”として読んでもらえるといいなと思いました。
勉強のやり方はもちろん、数字を使って物事を考えることに興味をもってくれるのではないかと思います。
そうそう、これから大学受験の準備をはじめる息子にも読ませておきたいですね(笑)

「学力」の経済学
「学力」の経済学

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中室 牧子
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