日本型CSVの可能性シンポジウム

現在の私の担当は、「CSV本部」で、CSVの定義や他社のCSV活動について勉強をするいい機会だと思い「日本型CSVの可能性シンポジウム」に参加しました。

・日本型CSVの可能性シンポジウム


一橋大学の名和先生による「CSV」についてのご講演では、マイケル・ポーターの提唱するCSVと、日本企業の根底にある「三方よし」「論語と算盤」的なCSVの違いの説明から。
ポーター的なCSVでは、まず経済性。利益が出た後、還元するショートタームでの回収を目指す。社会的課題は儲けの手段。CSVに目をつけたのは、これが一番儲かるからというお話。
一方で日本は、社会的価値のあることを重視しながら、長い時間をかけて経済的価値に結びつけるスタイル。社会貢献の結果、儲かると考えるのが日本の経営者。
日本コカ・コーラの経営戦略・ビジネス デベロップメント 副社長ビヨーン・ジェンセン氏のお話では、グローバルでの取り組みが紹介されました。
不勉強でこれまで知りませんでしたが、未発達の場所のコミュニティのハブとして「EKOCENTER」というコカ・コーラ財団の取り組みは、大変興味深かったです。
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1社だけでなく、パートナー企業を巻き込んでいく。1社でやるほうが、意思決定も実現のスピードも早いと思うのですが、一方で複数の企業が一緒に取り組むことで、よりよいアイデアが生まれ、活動の広がりも大きくなるんですよね。
日本企業の自前主義でのCSV活動から、パートナーシップによるCSVへの展開は重要なポイントになると思います。
またパネルディスカッションでの、ヤマト運輸さんの行政の課題解決をお手伝いするという発想や、コカ・コーラのグローバルな活動とそれを日本ではどのように実行してきたかという話なども大変勉強になりました。
年末にも関わらず、会場は満席。CSVへの関心の高さを感じました。
来年の活動に、しっかり生かしていきたいです!

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名和 高司
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