初めての選択

大学受験を2年後に控えた息子が、大学の専攻について悩んでいます。
留学中の息子にとって、入れればどこでもいいといった日本的な選択(笑)では困るらしく、この数ヶ月、いろいろと話をしています。


私自身は哲学専攻。最近、哲学がちょっと注目されているようですが、大学選択のときに特に強いモチベーションで選んだとは言い難いです(苦笑)
コンピューター化、インターネットの普及、そしてこの次に来るAI・・・なんだかんだといって10年20年の時間軸で見ると、職業も産業構造も大きく変わってきたし、これからも変化が続くことが予想されます。
どんな仕事をしたいか。そのために何を学ぶべきか。
この辺は、日本と海外では随分と違うような気がします。
特に欧州では、10代でやりたい仕事を見つけて、そのために専攻を選ぶという人が多いようです。その背景には、新しい興味ができたら、学び直して、新しい仕事を見つける機会が提供されていることも大きいでしょう。
一方、日本では、以前は終身雇用が前提。職種よりも会社を選ぶという感じだったと思います。大学も専攻よりも、どこの大学か、といったことに重点が置かれていたと思います。現在では、随分変わってきていると思いますが。
今、人気の職業(会社)は、今が”旬”。社会人にでて実際に活躍する10年後を考えると、その仕事は旬では無くなるかもしれない・・・そんな話を、20年くらい前に、当時アルバイトをしてくれていた大学生に就職活動の相談をされたときに話したことを思い出しました。当時の、私の話も終身雇用が前提だったんです。時代の変化を感じます(苦笑)
実は、息子からの最初の相談のときに私が言ったのは、法学部に行って弁護士になって、と(笑)だって、世界中見渡しても政治家だって、経営者だって、活躍している人はみんな弁護士じゃない?ママの仕事のお手伝いもできるわよ、と。
ついつい、自分の欠けているところを補ってもらおうという気持ちが出てしまいますね(苦笑)
夫はといえば、そんなに強い動機がないのであれば、大学という環境でなければ勉強できないものを選択すべきではないかと言います。確かに最先端の分野では特に研究施設なども含めて、大学という場所は貴重ですね。加えて、文系は時代によって大きな変化があるし、常に本などでキャッチアップできる。年齢を重ねても、勉強しやすい、と。
人生100年ともなれば、最初に選んだものを一生続ける必要もなければ、続けることも難しいと思います。
いろんなことに関心を持ち、それについて学ぶ方法を知っていること。そして、 仕事をするのに必要なコミュニケーションのスキルを持っていること。そういった”生きる力”を身につけてもらうところまでが、親としての責任ではないかと思っています。
子どもの未来を考えながら、家族でこういう話をする機会は、大人にとっても次世代への責任の一つ。大切なことだと思います。
自分自身で選ぶ、初めての選択。彼はどういう選択をするのでしょうか。
【参考】
・オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」702業種を徹底調査してわかった(from「現代ビジネス」2014.11.08)

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