祖父の誕生日

先週、常石の本社に出社したとき、「お前の徳が足りない」という声が祖父の銅像から聞こえてきました。この会社にお世話になって4年半が過ぎましたが、次から次へと目の前に立ちふさがる課題の数々に、疲れていたり、落ち込んでいたりという時だったので、はっと目が覚める思いでした。


そして今日、9月1日は祖父の誕生日です。
毎年祖父の誕生日には、祖父の一生をまとめた本を読み返しています。今年も、祖父の歴史を振り返りながら、子育て、家族、そして事業への思いが、父たちはもちろん、私たちの世代にも受け継がれていることを、改めて確認しました。
そこで初めて今年が生誕100年だったことに気がつきました。
私の人生に、最も大きな影響を与えてくれた人が祖父です。
造船不況のまっただ中でいろいろ大変な時期に「おじいちゃんが生きてくれてたらなぁ」と何度も祖父を思い出していました。子ども心に祖父の偉大さを感じていたんだと思います。
仕事はもちろん、戦争体験、そして戦後は健康面でも大変な人生を送った祖父ですが、やはり基本にあったのは「家族を大切に」、そして「従業員は家族」という思い。
その思いは、「従業員の幸せのために、事業の安定と発展を追求する」という企業理念に受け継がれています。
享年60歳。祖父が私の年齢のときに成し遂げていたこと、そして挑戦していた数々の事業を思いながら、まだまだ努力が足りないと反省至極です。
すでに祖父の年齢を超えてしまった父たちの世代は、どのように祖父のことを思い出しているのでしょうか。
病気と戦いながら事業のため、町の為に尽力してきた祖父の人生を見習い、思いを継いで、強い意志で正しいこと、やるべきことを推進しようと、誓ったのでした。

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