17歳の誕生日

息子の17歳の誕生日は、初めて一緒に過ごさない誕生日になりました。


これまでは、誕生日は家族と過ごすもの、と強く主張していたのは、息子自身ですが、内申書対策で(笑)ボランティアに参加するため、例年より10日以上早く学校に戻ってしまいました。
子どもは自然に親離れしますが、こちらはなかなか子離れが難しいものですね。
8歳のときから海外の寄宿学校に出していて、離れて過ごすことに慣れているつもりでもこの感じですから、手元にいたらどれだけ鬱陶しい母親になっていたかと考えると、ぞっとします(笑)
彼の経験は、私たち夫婦にとってのチャレンジでもありました。
初めて彼を異国の地に置いて離れるときは、彼も辛そうでしたし、私自身も、ほんとうに辛かってです。
でも、初めての寮生活で、窓ガラスを割った請求書がきたときには、驚くとともに、その年齢の子どもらしく、やんちゃに過ごしていることをうれしく感じたものです。
8歳からの留学を早過ぎると批判されたことも多く、あまり息子が留学していることを当時は言わないようにしていましたが、17歳になった今、自分の17歳のときよりも、視野も広く、多くの経験をしている息子を正直、羨ましく思うこともあります。
そして、なによりも家族を大事にしてくれる息子をみると、8歳からの子どもたちを預かり、教育してきた欧州の教育が、決して家庭をおろそかにするものではなく、かえって家族の絆を強める教育をしていることを強く感じます。
彼に与えたチャンスは、彼だけのためではありません。
彼の経験を彼の従兄弟たちとしっかり共有し、より広い世界への扉を開けてくれることを願っています。
彼の人生は,一人だけのものではない。
だからこそ、今を、そして毎日を大事に生きてほしいです。
同時に、こういう育て方の選択肢をもっと多くの方に知ってもらいたいという思いも強くなってきています。
お誕生日おめでとう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です