情報参謀

情報参謀 (講談社現代新書)

今年7月に出版された「情報参謀」。著者は、日経BP時代から存じ上げている小口日出彦さん。自民党の野党時代を中心に、「情報」がどのように集められ、そしてどのように活用されてきたかが書かれています。

特に興味深かったのは、マスメディアを中心とした報道分析から2013年の参議院選でのネットでの選挙活動の解禁への流れ。いまでは当たり前になったネット活用が、どのような背景で自民党の中で意思決定されていったのか。また、野党のときと与党になってからのコミュニケーションの変化など、とても興味深かったです。

最終章の2013年の参議院選挙における、タブレットを活用した情報発信は、2005年の衆議院選のときの党本部からのファックスによる情報提供を思い出して、時代の変化を感じました。

次の参議院選の頃には、「そういう時期もあったんだ」という昔物語り的なものとして読まれるのかもしれませんが、少なくとも2016年のいまは、マーケティングや広報に関わる人にとっては必読書です。

ということで、社内で勧めたら、「もう読みました」という返事でした。さすがです(笑)

情報参謀 (講談社現代新書)
小口 日出彦
講談社
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