なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略

なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略 (PHP新書)

2014年に発行された冨山和彦さんの本「なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略」。グローバルの世界(G)とローカルの世界(L)の経済の仕組みの違いについて、グローバルの世界に住む人たちの共通言語で解説しています。

4年前から人口約40万人の地方都市でローカルビジネスに関わるようになって特に感じていたのが、東京=日本ではないということ。30年近く東京で暮らしていた自分自身が忘れていたことに驚きました。

ローカルの世界では、グローバルの世界の論理は通じません。自分自身が四苦八苦しているなかで、東京のコミュニティで両者のギャップについて話をしてもなかなか“共感”が得られないという現実。

グローバルの世界の最先端で活躍している人たちにとって、彼らの視点から考えるローカルの世界像があり、それが正しいと思っている人が多いのではないか。実際にはそこには大きなギャップがあるが、それを上手く説明できないから、共感が得られないのではないか。そんなことを考えていました。

そして、その仮説が検証されたのが、米国の大統領選挙だったのではないかと思います。

地方で「グローバル人材の育成」といってもピンとこないし、「効率化」を追求しすぎてしまうと壊れてしまうものもあります。一方で、グローバルの世界を経験したからこそ見える、ローカルの世界の課題と魅力や資産もわかります。

冨山さんご自身が、グローバルとローカルの両方の企業経営に携わっているからこそ見えるリアルな地方の課題と処方箋。
特にグローバルの世界にいる方に読んでいただきたいです。

なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略 (PHP新書)
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