鹿児島県 長島町へ

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今年最後の出張は、ブリの養殖日本一の鹿児島県長島町へ。

・鹿児島県長島町

まず、最初にお邪魔したのは、“鰤王”ブランドのブリで有名な鹿児島県東町漁協。お正月用の鰤の出荷でフル稼働の中、加工工場にご案内いただきました。

・鹿児島県東町漁協

ここの漁協の組合員は全国平均に比べて40代が多く、それぞれ後継者がいることでも注目されています。ここで育った鰤は、国内はもちろん、中国を始めとするアジア、そして検査の厳しいEUを含めて世界約30カ国に輸出されています。

水揚げ場では、サイズで鰤を選別。5キロの鰤をどうやって育てるか。そのためにITを活用する準備をすすめています。若手メンバーが多いので、IT化もイメージしやすいですね。

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ランチは、漁協が作った会社、株式会社JFAがが経営するレストラン「長島大陸市場食堂」で、鰤尽くし。秘伝の出汁でいただく鰤しゃぶ!!絶品でした!

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今回ご案内いただいたのは、長島町の副町長井上貴至さんさん。31歳という国内最年少の副町長さんです。

・井上貴至の「地域づくりは楽しい」

長島町役場には「副町長室 地方創世」に加えて、「阪急交通社 長島大島支店」という看板がかかっていました。

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長島町のユニークな取り組みのアイデアは、役場の人に加えて、東京や関西から来ている“地域おこし協力隊”のメンバーが自由に出入りしているこの部屋で生まれます。

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高校がない長島町に誕生したのが町役場の4Fにある「Nセンター」。町ぐるみの課外活動がテーマです。例えば、ここを中心に高校生が長島町に滞在し、ホームページを作るという企画が実施されたりしています。
ネットを使った情報発信だけで、息を吹き返す地方の団体や企業はたくさんある。東京では当たり前のことが、地方に行き届いていないのは、30年ぶりに地元に戻って感じていたのに、ここに来るまで気付きませんでした。ちなみに全国の町村の4分の1に高校がないそうです。

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ネットで長島町の名産が買えるECサイト「長島大陸市場」では、長島町の生産者を訪問する視察ツアーの受付もしています。あの「エスキス」のシェフも長島町に視察に来ているとは驚きました!

・長島大陸市場

高校進学にあわせて町を出てしまう子供や家族。どの地方でも起こっている課題だと思います。ここ長島町では、地元の鰤1本=1円、豚1匹=30円を基金に、地元の鹿児島相互信用金庫と一緒に、卒業後10年以内に戻ってきたら全額免除という「ぶり奨学金」を作って、Uターン促進を支援しています。

・「ぶり奨学金」で後継者確保、漁業の町の地方創生物語(from DIAMOND online 2015.12.22)

長島町で起こっていることは、長島町だけで閉じるのではなく、全国のどこでも活用できる汎用モデルである点は本当にすばらしいです。
また“地域おこし協力隊”という仕組みを上手く活用するヒントをたくさん得ることができました。

長島町モデルの共有と展開にチャレンジする町村が増えるといいなと思いました。

お忙しい中、ご案内いただきました皆さま、どうもありがとうございました!

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・史上最年少の副町長が島から考える「地方創生」 鹿児島県長島町の挑戦(from HUFFPOST LIFESTYLE JAPAN 2016.03.26)

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