常石グループの情報発信について〜4年間を振り返る

福山市の情報発信戦略会議メンバーになるということで、改めてこの4年、常石グループでどんな活動をしてきたかを振り返ってみました。

2013年当時、常石グループは全国では全くの無名でしたが、現在は、ベラビスタを中心に、常石造船という名前をメディアなどで目にしていただく機会も増えたと思います。

当時は、新卒はもちろん、Uターン人材、そして中途採用人材を確保すると同時に、地域の方々への事業への理解を推進するためには、グループの認知向上が急務でした。

そのために、それまで「広報/CSR部」だったものを「マーケティング&コミュニケーション部」に組織を変更。スタッフにも多岐にわたる事業について、より詳しい知識を持ってもらうため、担当をB2CとB2Bに分けました。
社内的には、そもそもなぜPRをしなければならないのか?ブランドとはなにか?から説明をしなければなりませんでしたが(苦笑)

限られた予算と短期間での成果を出すために、メディアに一番関心を持ってもらえそうなファクトとして「ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道(当時は、ベラビスタ境ケ浜)」にフォーカスした情報発信からスタートすることに決めました。ホテルや観光といったB2Cから、造船、汽船、環境といったB2Bの事業へと展開していくという戦略です。

News2uを活用した100本ノックならぬリリースノック(笑)からスタート。
社名や施設名で検索しても、ほとんど自社発の情報がないという現状から、関心を持って検索してくれた人に、知ってほしいことを伝えるため、ニュースリリースでファクトを1年間に300本以上発信しました。

これと並行して取り掛かったのが各社サイトのリニューアルとグループニュースセンターの新設です。スマホ対応、SNS対応、そして情報が更新されることを前提としたウェブサイトは、情報発信のインフラとして不可欠です。

メディアへのブリーフィングは、地元メディアは常石本社から。全国メディアは東京に新設したマーケティング&コミュニケーションチームが担当。

タイミングもよかったです。
まず地方創生ブームの中、翌年には、「Onomichi U2」のオープンが控えていました。さらに50年ぶりの水陸両用機のプロジェクトもスタートしていました。
すでに現在の完成形に近い状況にあった「ベラビスタ」を取り上げていただく際に、「尾道」に関心をもっていただき、「Onomichi U2」につなげる。
「ベラビスタ」という「点」を、「Onomichi U2」という「点」でつないで、「線」にしていきます。

同時に、サイクリングブームで「しまなみ街道」がサイクリストの聖地として注目を集めました。「尾道」から「今治」へ。しまなみ街道でエリアが広がり「面」へと展開します。そして、水陸両用機の登場へ。
これらのB2Cの活動は、適切なマーケティング予算の確保と適切な人材の投入によって動き始めました。

一方、B2Bについては、自社のファクトを集めるとともに、業界動向、競合他社動向などをリサーチしながら、自社のユニークネスを探していきます。

プレスリリースやメディア発表会を意識した大きなニュースを探すと、年1回あるかないかになってしまいます。どんな小さなファクトでもいいので、イントラネットやニュースリリースとして情報発信するための情報収集をすることで、自社の取り組みをしっかり深掘りしつつ、業界知識を深めていきました。

そんな中、2014年にはフィリピン・セブ工場の設立20周年があり、2015年には常石造船初のプロパーの新社長の誕生というトピックスがありました。
 
こういった自社内のファクトだけでなく、外国人技能研修生の活用、為替変動に対する業界の影響など、社会問題や社会の関心事に結びつけた切り口での情報提供からの取材など、自社はもちろん、業界を多面的にみてもらうことができます。こういうファクトをしっかり活用しながら、メディア対応をしていくことで、PRサイクルが回り始めました。

このように4年の時間をかけて、点→線→面で、 B2CからB2Bまでグループの事業を紹介できる環境を整備してきました。

これから、このせとうちの魅力の中に、いかに備後地区、そして福山の情報をしっかり埋め込んでいくか。まるで宝探しのようなプロジェクトです(笑)

まずは福山にどんなファクトがあるのか、からのスタートです。
みなさん、ぜひ、いろいろご教授ください!

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