NEED主催教育セミナー「小学校教育のこれからを考える」

私が代表を務めている次世代教育環境開発(NEED)のアドバイザーである、東京インターナショナルスクールの坪谷先生と、オックスフォードドラゴンスクール前校長のJohn Baugh先生をスピーカーに迎えて初めての主催セミナーを開催しました。

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坪谷先生からは、日本の教育の現状について。
給食当番や清掃など、日本人の公共性を養う教育は海外に誇れるものだというお話。

一方で、日本の小学校は1クラスの人数がOECDで中国についで多いという指摘。日本は40人1クラスですが、 OECD平均は23人くらいだとのこと。
40人をまとめて教えようとすると、何が起こるか。容易に想像できます。

第二外国語としての英語教育においても、本来習得に必要な時間は、2100時間程度は必要にもかかわらず、現在の日本の英語学習時間は、800時間弱。2020年の学習指導要綱改定でも1000時間しかないそうです。
こんなに勉強しているのに、なぜ喋れないのかと思っていた方も多いと思いますが(笑)、実はそもそもの勉強時間が不足していたとは、驚きました!

ジョン先生からは未来の教育についてのお話。
これまでの100年の教育は産業革命によって、毎日同じことをする人を育てるためのものだった。これからのAIの時代になって、個性や独創性が求められているが、それに対応する教育に、変化できていないのが現状。

これまでの学校は大人が管理して、子供が従うという仕組みだが、その枠を変えていく必要があるということでした。
たとえば、制服は本当に必要か。ドラゴンでは、制服はスカートとズボン、女の子も男の子も好きな方を選べるそうです。

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ジョン先生は、とにかく遊ぶことが大事だと。小学生にテストは必要なのかと。
しっかり友だちと遊ぶ時間が確保できることが、ボーディングの魅力の一つだそうです。

小学校からのボーディングは、日本文化にあわないのでは?という質問に対しては、世界中どこでもそういう質問がでるがそれは国によるのではなく、ファミリーの判断だと。
ボーディングを選ぶファミリーもあれば、選ばないファミリーもある。ボーディングにきて、親も子も寂しいのは当然。それを感じないファミリーの子供はそもそも受け入れない。その上で、子供の未来のために、ボーディングを選ぶファミリーであり、選ばれる学校であることが大事なんですね。

私たち NEEDが目指すのは「未来を拓く勇気と友情を育む」環境を提供すること。固定概念にとらわれずに理想の学校づくりに挑戦していきたいと想いを新たにしました。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

・次世代教育環境開発(NEED)

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