過去になる今日

歴史を振り返って、この地球上で起きた数多ある事象のいくつかを取り出してみても、命はもちろん、組織、国家・・・永遠というものはない。

今、私たちが言っている「持続可能」とは、どれくらいの時間軸で話をしているのだろうか。

学校の設立準備の審査でこだわっているのも、持続可能性だ。
教育を、責任をもって提供していくこと。つまり、1年生で入学した子どもが、法人がどのような経済状態になっても、6年生まで卒業できることを証明しなければならない。この場合、経営環境が悪化してから、最大6年ということになる。

企業で考えると、どうだろうか。
中期事業計画で3年。長期事業計画で5年程度の、現在からの延長線のイメージ。

小学校を卒業できなかった曽祖父が興した事業を振り返ると、この100余年、新しく興した事業もあれば、撤退をしたものもあり、それは、意思決定の繰り返しだった。この地域に住まう人々の仕事を作る、残すという視点で、事業が何か、であることにこだわっていたわけではないのではないかと思える。

振り返ると「過去」になる「今日」。
今、私たちがすべきことは、新しいことに取り組むと同時に、それが必要となくなるとき、その役割が終わる時のことまで、しっかり考えて行動を起こすことではないのか。

何かを始めることは素晴らしい。
同時に、何かを止めることも素晴らしい。

そんなことを考えている2019年9月のはじまり。

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